exhibition
小山利枝子 個展『花がほころぶ』
The flowers began to bloom
2021年7月31日 (土) 〜 2021年8月17日 (火)
Sat Jul 31th 2021 〜 Tue Aug 17th 2021
シャクヤク 2007 アクリル on カンバス H91×W117cm
花がほころぶ
「華々しい」「花形」などと昔から優れた芸やその世界のスターは花にたとえられる。
花は滅多にない特別な美の証し、ということなのだ。
また、蕾がほころぶとも言うし、笑顔がほころぶとも言い、花と喜びの顔が同列に表されたりもする。
花を描くとは、花の形を再現する事を超えて花が象徴する多様なイメージを与える事である。
小山は花を仔細に観察してデッサンをする
すると、眺めていた時には気がつかなかったイメージが見えてくる
小さな花の形の中には大自然の生命エネルギーの多様な形が潜んでいる。
小山にとって花をデッサンをすることは秘密の扉を開ける行為である。
そしてそのイメージを投影しながら白いキャンバスに向かう
一方で絵具を紙やキャンバスに無造作に染み込ませ自然に表れる形からも花は生まれてくる。
小山に絵の具が花の夢を見せるのだ。
それは色彩抽象画家の作品が夕暮れ時の山々の風景に見えても良いと見る者に理解を任せる事とはまったく別の現れと表現である。
ぜひ今回の展覧会で多くの方に小山の絵にほころぶ喜びの花を見つけて頂きたい。
小山利枝子 略歴:
1955 長野県長野市に生まれる
1979 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
個展
1980 Gアートギャラリー,東京.
藍画廊,東京.
1981 村松画廊,東京.
1982 田村画廊,東京.
以後1987.1988.
真木画廊,東京.
以後1987.1990
1988 小布施堂アートスペース,長野.
1989 ながの東急シェルシェ ホール,長野.
1990 エレパルながの,長野.
コバヤシ画廊,東京.
以後1991. 1992.1993
1991 ギャラリー16,京都.
以後1994.1998.2001
ギャラリー82長野.
以後1992.1994.1996.1999.2002.2005
1993 スカイドア・アートプレイス青山。東京.
以後1995.2000
APギャラリー,長野.
1995 游アートステーション,長野.
1997 ホテル国際21,長野.
ギャラリークレアシィオン,福岡.
そうまギャラリー,水戸.
1998 游アートステーション,長野.
長銀アトリウムギャラリー,東京.
2001 ギャラリープラザ長野,長野.
2002 ギャラリー座アッシュ・アール,長野.
以後 2004.2006.2008
日本橋高島屋,東京.
メセナホール,須坂.
クリスタルテラス・ギャラリー,山ノ内.
以後 2004
2003 ギャラリー座アッシュ・アール,
アートスペース羅針盤,東京.
以後 2005.2006.2008
ギャラリータカハシ川中島,長野.
以後 2004
2004 キュービックギャラリー,大阪
トラットリア・ジョイア,長野.
ながの東急シェルシェ美術サロン,長野.
2006 プラザ・ギャラリー,東京.
ガレリア表参道,長野.
以後 2007.2010.2012.2014.2017
2007 ART WORKS GALLERY,水戸.
2008 さわやかちば県民プラザ,柏市.
2009 始弘画廊,東京.
以後2010.2011.2012.2014.2016.2018.2019.2021
2012 千壽閣ロビーギャラリー,山ノ内町.
以後2013
2013 アートプロジェクト沙庭,軽井沢.
以後 2015.2017
The Artcomplex Center of Tokyo,東京.
以後 2015.2017
蔵元ショップ セラ真澄,諏訪.
2016 夢の庭画廊,上田
小布施ミュージアム・中島千波館,小布施.
グループ展
1978 「ディスカッション展」藍画廊,東京.
「いりくんだあみのめ展」神奈川県民ホール,横浜.
1982 「First Water Special」Gアートギャラリー,東京.
1984 「マリッジセトルメント」ベルシャインニシザワ,長野.
1987 「現代の作家展」長野県信濃美術館,長野.
1988 「場所の生態学」東洋精工松本工場,長野.
1989 「水うさぎの遊泳」静岡ミサワホームLive-Musse,静岡.
1990 「ETHOS展」志賀高原プリンスホテル,長野.
「A - Value展III」静岡県立美術館県民ギャラリー,静岡.
1991 「コズミック・アイ」Gallery ARIES,東京.
「アクリアート展」目黒区美術館,東京.
「コンテンポラリーウィメンズアート展」游アートステーション,長野.
1992 「湖龍展」長野県伊那文化会館,伊那.
1993 「第一回長野国際パフォーマンスアートフェスティバル」長野県民文化会館,長野.
1994 「VOCA展94 新しい平面の作家達」上野の森美術館,東京.
「偏在する波動」マニラ市メトロポリタン美術館,マニラ.
「立ち上がる境界」辰野町郷土美術館,辰野.
1996 「横浜ジャズプロムナード」神奈川県民ホール,横浜.
1997 「山種美術館賞展」山種美術館,東京.
2000 「スカイドア・アート・ワークス2000」 スカイドア・アートプレイス青山,東京
2001 「光とその表現展」練馬区立美術館,東京.
「日中友好女流画家展 花シリーズ」現代中国美術館,小布施.
2002 「第21回安田火災美術財団選抜奨励展」安田火災東郷青児美術館,東京.
「NEXT PAINTING 2002-2」田中画廊,東京.
「彼女たちが創る理由」長野県立信濃美術館,長野
「上條喜美子・小山利枝子・山岸恵子・三人展」ギャラリープラザ長野,長野.
2004 「PAINTINGs 4」キュービックギャラリー,大阪.
「文化庁買い上げ優秀美術作品披露展」日本芸術院会館,東京.
「文化庁主催 現代美術選抜展」岩手県立美術館,岩手.
「上條喜美子・小山利枝子・山岸恵子 三人展」ギャラリープラザ長野.長野.
2005 「文化庁主催 現代美術選抜展」大垣スイトピアセンター アートギャラリー,大垣
「アートスペース羅針盤とパーソンズサロンの作家展」ギャラリー創,小海.
2006 「郷土の作家シリーズ11 6の視点展」小布施ミュージアム・中島千波館,小布施.
「上條喜美子・小山利枝子・山岸恵子・三人展」ガレリア表参道,長野.
2008 「絵画のコスモロジー」多摩美術大学美術館,多摩市.
「N-ART展」ガレリア表参道,長野.
「2008 CAF ネビュラ展」埼玉県立近代美術館,さいたま市.
「上條喜美子・小山利枝子・山岸恵子・三人展」ガレリア表参道,長野.
「未来を担う美術家たちDOMANI・明日展」国立新美術館,東京.
2009「長野のアートに出会う 2009 NAGANO ART 展」ガレリア表参道,長野.
「花 美と生命のイメージ展」横須賀美術館,横須賀.
「アクエリアス2009」ギャラリー渓,東京.
2010 「アクエリアス2010」ギャラリー渓,東京.
2011 「花 宙」ガレリア表参道,長野.
「アクエリアス2011」ギャラリー渓,東京.
2012 「Lithograph-Black & White 5-Artists 2012」アートプロジェクト沙庭,軽井沢.
2013 「視触手 考画説」TOKYO ART MUSEUM,東京.
「長野のアートに出会う 第3回 N-ART展 2013」ガレリア表参道,長野.
2014 「長野のアートに出会う 第4回 N-ART展 2014」ガレリア表参道,長野.
2015 「仏のかたち展」ガレリア表参道,長野.
「GYEONGNAM INTERNATIONAL ARTFAIR 2015」,韓国.
「長野のアートに出会う 第5回 N-ART展 2015」ガレリア表参道,長野.
「上條喜美子・小山利枝子・山岸恵子・三人展」ギャラリー82,長野.
2016 「KaNAM Challenge Wall」軽井沢ニューアートミュジアム,軽井沢
2017 「文化庁新進芸術家 海外研修制度 50周年記念展 -美術部門 -日本橋高島屋8階ホール」 東京
「長野のアートに出会う 第7回 N-ART展 2017」ガレリア表参道 長野
「アートと酒の出会い展》 真澄◎アーティストラベル5週年記念 ガレリア表参道。長野
2018 「長野のアートに出会う第8回 N-ART展 2018 」ガレリア表参道.長野
2019 「長野のアートに出会う第9回 N-ART展 2019 」 ガレリア表参道. 長野
[第3回]八色の森の美術展 えっ!からはじめよう。 池田記念美術館 新潟
2020 [第4回]八色の森の美術展 かたちになる力 池田記念美術館 新潟
「八色の森美術展」 スピンオフ展 人形町ヴィジョンズ 東京
「小山利枝子+若麻績敏孝二人展」 天上の花・地上の光 ガレリア表参道 長野
2021 「シンビズム4」 上田市立美術館 上田
「八色の森美術展」 スピンオフ展 人形町ヴィジョンズ 東京
「Multigeneration Square」GALERIE SOL 東京
その他
2004 「種子の秘密」(2003年発表)が文化庁買い上げ優秀美術作品.
2006 文化庁海外研修制度によりオランダ滞在,作品制作・研究.
2009 「未知の記憶」(2009年発表)横須賀美術館収蔵
2016 「月は射ルそそぐ」
「豊穣な頂」
「 透明な軌道」
「薄暮の微粒子」
おぶせミュージアム収蔵